「障碍」という言葉について
明治時代には「障礙者」と書いていたのですが、当用漢字を使うようになってから「礙」という字が使えないので「障害者」と書くようになりました。「礙」の俗字である「碍」という字を用いて「障碍者」と書いてもよいことは各種国語辞典で確かめられる通りですから、間違った書き方ではありません。元々は道に大きな石があるのでこれを疑うという意味から「礙」という字になりました。
「障碍」と書くのが会の方針ですが、会員が「障害」という字を用いるのは自由としています。
用字の問題だけでなく、「害」という文字は、「障害物」と言う言葉が「邪魔な物」とかいう意味があるように、「障害者」と言うと「邪魔な者」という、障碍者が社会にとって「害」であるような悪いイメージを社会に植え付ける可能性があります。
福祉界の進んだセンスの持つ人達の間では「障碍」あるいは「障がい」と書くのが定着しつつあります。