(144) 赤川次郎/マリオネットの罠
裕福な女系家族三姉妹を中心に巻き起こるサスペンスドラマである。興味をひかれついつい最後まで読んでしまう物語である。
麻薬に絡む複雑な人間模様。その人間模様を明快に解きほぐして行く赤川次郎の明晰な頭脳の閃きを堪能して頂きたい。
ある森の館に幽閉されていた薄幸な美少女は、独り密かに都会へ潜入し、数々の奇怪な殺人事件を起こし続ける。現場に残された同じ模様のナイフ―錯綜する人間の欲望を描いた長編サスペンスドラマです。
一度は是非、読んで頂きたい本です。