(254) 赤川次郎/吸血鬼は泉のごとく
主人公が吸血鬼と人間のハーフという、ちょっと変わった設定の〈吸血鬼はお年ごろ〉シリーズの中の1冊です。
主人公・エリカと、父である吸血鬼のフォン・クロロック、エリカの親友たちが、その特別な能力と絶妙のチームワークで、毎回難問・奇問に立ち向かいます。
第1話『吸血鬼は泉のごとく』では、水の霊を操ろうとした人間の愚かさと、力を得て人間を襲い始めた水の霊の恐怖を描きます。
第2話『ある吸血鬼の肖像』は、恋人に裏切られて死んだ女性の怨念が、数十年の時を経て、自分を裏切った男への復讐を企てるという、背筋がゾッとするようなストーリーです。