(386) 赤川次郎/華麗なる探偵たち
財産を狙う叔父夫婦の陰謀で、精神病院「第9号棟」に入れられた私、鈴本芳子。そこは「一生閉じ込めておきたい者」を入れる場所であり、もうここから出られないと悲嘆にくれていたのだが、そんな私に、優しく声をかけてきた入院患者が…。何を隠そう、彼らこそダルタニアンとシャーロック・ホームズ氏だったのである。
自分が本当にその人物であると信じ込み、その様に行動するたくさんの患者たち。私は、そんな彼らと共に、探偵業に乗り出した。
「第9号棟」の仲間には、上記の他にも、アルセーヌ・ルパン氏、アインシュタイン博士、エドモン・ダンテスなど多種多彩。読み進めるうちに、本当に彼らがその人物のような気分になってくるから不思議です。三銃士やホームズのお好きなかた、特にお勧めですよ!